キリスト教美術とは
西洋の歴史において「中世」とは、キリスト教文化の時代であるとされているようです。1世紀頃のイタリア半島にキリスト教が伝承されると、ローマ帝国内にもキリスト教の信者が増加していったようです。
当初はキリスト教を弾圧していたローマい帝国も4世紀ころに差しかかるとキリスト教の信仰を公認することになったそうです。
東西に分裂したことによって西ローマ帝国は、ゲルマン民族らに滅ぼされることになりますが、その後ゲルマン民族がキリスト教を受け入れるとともにヨーロッパは「中世」と呼ばれる時代に突入することになります。
初期の中世で開花する美術作品のほとんどは、キリスト教を布教するための絵画などの美術品であったとされているのは識字率の低さが布教の壁となっていた所以でもあるようです。